妹という存在

世の中の商品として「妹のような」といったキャッチコピーとかついてることがあって実際に兄(姉)と妹でロールプレイングしてる描写があればいいけど、そういった内容もなくただ形容詞として使われていると残念な気分になる。似た感じで設定上は妹だけど兄との絡みがないことも。それ妹という設定は本当に必要だろうかと思うことが多い。

あと、妹=幼い子供という謎の理解が世間で広がっているのが本当に意味がわからない。自分に関して言うと妹属性が好きでありかつ小さい女の子が好きであるので幼い女の子の妹は特別な存在ではあるけど、妹好きが必ずしも小さい子が好きとは限らないし、経験上どちらかというと逆だと思ってる。どこで世間がそんな刷り込みされたのだろうか。人間は歳を取らないで幼いままだとでも思っているのか。

そんなこんなで兄妹や姉妹は両方の存在がいて成立するとても崇高な概念。しかし末っ子が妹を得ようととしても手に入らないのである。何らかの世界大会で一位になるのは自分の努力で勝ち取る可能性はあるが妹は完全に他者の行動に依存するためどんなに粉骨砕身努力しても手に入らないのである。ワールドレコードより得難いのである。つらい現実。

さらに謎なのが姉好き。やたら攻撃的なのである。姉好きは妹好きに対して現実を見ろと言われることが多いと聞く。逆のパターンはまず聞かない。ここ数年のトレンドで年下の姉というワードも聞くようになったがこれほど自分勝手なパワーワードもなかろう。逆に年上の妹は聞かない。なぜ世界は平和にならないのか。